町田康ばかり読んでいたい
告白を読んで以後
爆裂都市 BURST CITY [DVD]をDVDで再見したり
以前に増して気になっててさ町田康氏が。まあ、他にお好みの人のことも気にしつつ。
未読だった本をちょっと読んでいる。
今は3冊同時進行中。
何故3冊同時進行になってしまうかというと、
それぞれ読む場所を限定しているからです。全部自宅なんだけど。
- 作者: 町田康
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/03/26
- メディア: 単行本
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- 作者: 荒木経惟,町田康
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1999/09
- メディア: 単行本
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アラーキー氏の写真がたくさん載っていて、
子どもの見ていない所でよむんだぁ。
- 作者: 町田康
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2000/03/01
- メディア: 単行本
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以上3冊のなかで、一番読み進んでいるのがトイレ用になっているやつ。
町田さんゴメンね。好きと言いながらそんなところで。古本で買っちゃったし。
耳そぎ饅頭はね、97年から99年の月刊誌の連載をまとめたもので、
マチダさんの生活が連載中に着実にリッチになっていくのが見えるようだ。
へらへらぼっちゃんのときの、だだけ者っぷりとは違っているのに
どうもなんか、同じようなノリでこなそうとしているような
やや無理のあるリサイクル型の文が並ぶ。
「今まで偏屈心で嫌っていた何々を勇気を持って体験してみたら快感だった」
というようなパターンの話がつらつらと。
ところが、読んでいて全然嫌じゃないのよ。
言葉が文が楽しくて。
まあ、読んでいる場所がトイレだからね。
少しづつ読むのにちょうど良いっていう理由もあるが。
私がこの本の中で気に入った言葉。
「嬉しいなあ、自宅。楽しいなあ、自宅。自由だなあ、自宅。」
「頭からバケツを被って、俺は鉄仮面かの?鉢被り姫かの?どっちかの?
どっちかの?と嘯いて傲然とするなど、やりたい放題、自由闊達」
「わーい。小生もラッコが見たーい」
この辺の言葉が頭に残ってなんか、楽しく暮らせる。
トイレ滞在時間が長くなる。