キライな人に言われると

仕事関係の研修を受けるため、埼玉に行ってきた。明日も行く。

小児保健関係の研修で、子どもの心理について、子育て論的に語られることは多いが、
今日の研修の後半はまさにソレ。
まあわりとよく語られる、抱っこして微笑みかけて優しく語りかけて
気持ちを受け止めて愛情を注いであげましょう、それが何より大切です、
それの不足が少年犯罪やらなんやら不幸な人生と繋がります。みたいな。


きっとねえ、正しいんだろうとは思う。そりゃ、子どもは可愛がったほうが
良いに決まっている。しかし、この手のお話に、うなづいたり声をたてて笑ったり
している多くの聴衆の中での、この私自身の居心地の悪さ。


きっとねえ、自分の苦手なタイプの人が堂々と語っている
子育て論とか、人生論を拝聴しなくてはいけない辛さだと思う。
アナタの主張する説を実行した成功例が、私の苦手としているアナタなのね。っていう。

で、私は何故そんな先生をキライな人に認定してしまうのかというと、
「自分や自分の子どもは、新聞に大きく出ちゃうような若年犯罪者や
各種依存症等の心の病の若者とは、きっぱり違う。自分はちゃんとしてる。」
っていう傲慢さのようなものを感じるせいかと思う。
それは、たった今思いついたんだけど。

「自分はかなりダメでボロボロでヒドイ事もいろいろあったりして
だけどそんな自分を笑って、じたばた楽しく元気に生きている。」みたいなことを
語る人の方が好き。