カラフルメリィ
本多劇場にて「カラフルメリィでオハヨ 〜いつもの軽い致命傷の朝〜」。
午後の仕事を休んで、初めてナイロン100℃を見た。
みのすけさんがキュート。あれで40歳ですか。愛らしい少年。
石鹸さんというか三宅弘城さんのかっこよさの部分を今更やっと認識。
ケラリーノ・サンドロヴィッチの芝居は、「労働者M」で薄々感づいていたが、
見るとグッタリする。面白いんだけれども、終盤の明解なカタルシスが無いとか、
面白さが複雑なんだわ。
ベタに笑えるような小ネタ的なところも多いし、実際客席は笑い声がたくさん。
でも、これはやっぱり「軽い致命傷」だからね。そんなに屈託無く笑うわけには
いかないだろう。
- 作者: 高野文子
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 1982/01/14
- メディア: 単行本
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おすすめ本として、私が20年程前に持っていた「絶対安全剃刀」の単行本が並んでいた。
私と同じ年に生まれたケラさんは、脚本を書く前にこれを読んでいたのかな、と
なんとなく思う。少女の姿で書かれる呆けた老婆の話を思い出したから。