5じ6じ

仕事が休めたので、お笑い好きの息子とお出かけ。
ママとお出かけを素直に喜ぶことが減少傾向の小学6年生。
新宿に行って「ルミtheよしもと」を当日券で見よう、という案には
大変に乗り気になった。
劇場に昼に着いたら、若手ばかりの「5じ6じ」なら席が充分ある、
「1じ3じ」は、次長課長やロバートも出ているためか立ち見までギュウギュウ
とのこと。じゃ、若手の方にしよう、と決める。


昼や夜が当日券4000円なのに、「5じ6じ」っていうのは、1000円。
空席が多く、撮影自由とのことで、若い娘さん達が客席から
フラッシュ焚いてネタ中の芸人の写真を撮ったり、
それがカメラ付き携帯でやるから、ピロロ〜ンとかの目立つシャッター音とか、
そういうことがALLウェルカムっていう大雑把。
しかしこの期間は、「5じ6じ」は若手芸人同士のリーグ戦になっている。
対戦表に沿って、審査に勝ち残れば「1じ3じ」「7じ9じ」にも出場が
できるようになるという。
で、審査はスイッチの付いた席に当たったお客さん21人がする。
そして私と息子の買った席は、たまたまその審査のスイッチを押さねばならない席だった。
若い人達が何年もかけて、今年こそ勝ち残ろうとギリギリ頑張っているのに、
なんでそれ審査するのが私とか息子なんだね。

判定するって言ってもねえ、うむむ、と思いながらも
どの芸人さんのネタでも、息子はケタケタ笑っていたので楽しかった。
学校や職場でこんなにオモシロイこと言う人がいたら、とても驚くと思うが、
プロのお笑い芸人で上をめざすって、厳しいんだろうな。
私は椿鬼奴さんが好きで、今日は生で初めて見れて
若い男子芸人ばかりの中で、ゆるゆると姐さんっぷりを発揮していて、
審査でも今日は勝っていたので良かった。
息子は全部笑っていたが、ハイキングウォーキングが一番気に入ったらしい。