どんちゃん

同じ月を見ている (2) (ヤングサンデーコミックス)
娘(高1)が「同じ月を見ている」の続きを古本で買い、全7巻ついにそろった。
まず娘が先に読み終え、
「自分は男泣きに泣いた。お母さんも読みなさい、そして泣きなさい。
他の読みかけの本なんか中断してすぐこれを読みなさい。
生協のカタログなんか見ている場合ではない」とか、
やいのやいの言う。キミの弁当のおかずのためにカタログ見てるんだが。


そして数日間まだかまだかと言われ続けた後、
私も全巻読んだ。泣いた。ベタにウーウー泣いた。
主人公のどんちゃんは、ほんの少しだけうちの息子(小6)に似ている。
どんちゃんは人間社会のヒエラルキーの最底辺のような子で、
カラマーゾフの兄弟のアリョーシャのような澄んだ美しい心で、
自分に向かう人間達の汚れた心を拒まず、恨まず。愛。


そして娘は息子(小6)にも読め読め迫って、息子も今日読了。
泣いたそうだ。

今は夫が2巻まで読んでいる。まだ泣いていないんだって。