国立新美術館で明和電機

チケットを買うときに一応家族にも参加したいか聞いてみたら
「俺も行く」とか次々に言うもんだから、結局一家四人そろって行ってしまった。
家族みんなでまったり満足。
これでもかとそびえ立つ黒川紀章巨大建築の国立新美術館お披露目だが、
文化庁メディア芸術祭の記念企画で、つぎはポンピドゥーセンター展もあるし、
とくればやはり明和電機
ここで数年前にポンピドゥーセンターで開催されたあのMECHATRONICA [DVD]
日本での再現ライブ。
「メカトロニカ」に事業報告も少し加わった感じで、
経理のヲノさん」がいないせいか、会場もフラットな講堂のせいか
ライブっていうより、土佐信道社長が作品を使って遊んで歌ったり踊ったりするのを、
みんなで笑って見守るという、まったりとした集いのようだ。
ファミリー向けとしてとても良いと思うが、昼の部では客席の子どもが
サバオを見たとたん号泣だったらしい。今日のデカサバオがまた照明のせいか
やたら怖いんだわ。体が社長で、顔が白い樹脂でできた巨大な胎児顔。目の光り方
暗くした照明の反射の仕方が、幼児の悪夢のようだ。
社長は歌っても踊っても若くて元気だ。
作業服で自ら手作業で他の誰も思いつかないような製品を
次々と完成させるのって、クールな日本人。


建物の外で展示していた榊原機械の「ランドウォーカー」が動くところが見れた。
テレビで前に少し見たことがある、ガンダムみたいにパイロットが乗り込んで
操縦する二足歩行のロボット。集まった客たちのそばを歩き回り、的に向かって
たくさんのボールを連射もする。大人も子どもも拍手喝さいで大喜び。