描けない様

美術系高校生の娘(高2)は夏休みの終わりに
「もう自分は絵なんて何も描けない」という悪霊「描けない様」の
襲来を受け、このままではもう学校に行けないだのなんだの
絶望気分になっていたが、なんとか登校して先生と会って話したら
それなりの落ち着きを取り戻した。
さすが永年美術教師をやっている先生は「カケナイサマ襲来」には慣れている。
私は少ししかお話したことはないけれど
すごく良い先生なんだ。高校生が油絵をどの程度描けるかというのは
本人以外にはそれほど深刻な問題ではないと思うんだけれども、
その精神的な揺れにしっかり対応してくれる大人が身近に存在するというのは
非常に得がたい大切なことだと思う。良い先生に会えて良かったじゃないか。

そして、新しく出題された課題は
ルネサンス期のイタリアの彫刻についての、プリント7枚程の文章を読んで
それを各自4コマ漫画10本にまとめる、という。
やっぱり珍しい高校だよ。がんばれ。