ケータイ小説を読んだ

娘(高2)に「お母さんはケータイ小説を読んで衝撃を受けたほうが良い」と
最近何度も言われ続けていた。ついに読んだ。
こりゃ凄いわ。
ケータイ小説なんて素人でも誰でもお馬鹿さんなら書けるみたいな
嘲りの先入観があったけれどね、ああ、でもセカチュウって別に
ケータイ小説じゃないんだよね。
私が読んだのは今まさに映画化されて客がわんさと入っていると評判の、
10代の恋とレイプとリスカと不治の病と恋人の死と妊娠とが詰め込まれたあれだ。
こりゃ、まねして書こうったって無理だよ。
意外と長いのよ。すかすかに書いてもページ数は多い。
何この急展開って思うと、逆に妙にくどい所もあり。
読むのも数日がかりでやっとだよ。途中でリタイアしそうだったが頑張った。
これスラスラ読んであげくに涙するってどれだけ強靭な体力ですか。
娘はこれ途中までしか読んでいないことが判明。
好きな女子の交際中の男が校舎のガラスを故意に割ったのを、
自分がその罪をかぶって退学してその女子の幸せを願う愛情表現をする男子、
のあたりでクラクラしてシンナーのあたりで離脱したらしい。
それじゃこの話のメイン部分をかすってもいないぞ。
なんかさ、映画の宣伝をテレビCMで見たけど、
映画見て感動で大泣きでしたっとか堂々と語る娘さん方は
やっぱり丈夫そうだよ。