「僕らのミライへ逆回転」

以前に映画館に入った時に見た予告編でドタバタとした楽しげな
コメディー映画だと思って、観たいなと思っていた。
一応家族の皆さんに声をかけてみたら、珍しいことに
娘と息子両方とも一緒に見に行く事になった。


もう店の存続がピンチなレンタルビデオ屋さんで、店に置いてある
ビデオテープの画像がすべて消去されてしまうという変な事故が発生して、
その危機を乗り越えようとして店員と協力者で自分達でヒット映画のニセモノを
勝手に作って客に貸し出す。ゴーストバスターズとか、ライオンキングとかを次々と
3人くらいで。小学校のお楽しみ会レベルの欽ちゃんの仮装大賞みたいな感じで作る。
2001年宇宙の旅なんかもこれなら20分以内で楽しく観れるって感じで作る。
客は騙されたと怒らずに大喜び。店は長蛇の列の大繁盛。


このへんまでは予告編でも知っていた内容。楽しく笑って見るところ。
しかし後半は泣かせるよ。
物語を考えるとか、見て何か思うとか、そういうのは当然に個人的なこと
なんだけれども、それでも自分達が映画を大勢の人たちで協力して
一緒に作り上げてそれを皆で心から喜び合うことって
それは稀有なことでそのときしかできない状況でそれをするっていうのは
かなり涙の感動だよ。