お母さんは置いていかれる

休日なもんで私は昼まで寝ていて
そのまま午後もグダグダ過していたら娘が帰宅した。
上野の美術館に1人で行くと言っていたが、私が是非とも見たいという作家
でもなかったのであっさり見送ってしまっていたのだが、
なんと国立博物館の「菌類の不思議展」にも寄ってきたという。
とても楽しい展示だったと言って売店で買ったグッズを私に見せる。
うわあああん。そういうときはお母さんも呼んでよう。
私はちょっと対抗意識を持って、息子に
「冬休み中にそれ一緒に行こう」と誘うが
「ええ〜、まあべつにどっちでもいいけど」とか微妙な返事。
軽度にうざがられているってことかい。


そして娘は今度は山海塾の公演を同級生と2人で見に行くと言い、
私はそのチケットをネットで買う係りだよ。
うわああん。私も高校生で同級生と山海塾に行きたいいい。
うそうそ。若い者同士で楽しく行ってらっしゃい。


娘と山海塾の公演に同行する少女は、私が行ったのとは別の日に
井の頭公園の特設テントに野戦之月の芝居を1人で見に来ていたという
とてもしっかりした女子高校生でえらい。