こんな形で耳にするとは

先週は仕事の都合で、昼間に電車で移動していたときに、
車両内には非常に目立つ青年男子が1名。
派手な金色の髪、特異な着こなしの衣服、特徴的過ぎるサングラス。
耳には大きなヘッドフォンを装着していて、その音曲に合わせるかのように
笑顔で体をくねらせている。精神に変調をきたしている気配もあり。
大音量で聴いているらしくヘッドフォンからは
音が大きく漏れている。って、この曲は・・・!
 「近づく景色はバイデジタル
  喧騒には隠れたいにしえの
  怒れるマザーの泣き声に
  まだ眠らぬ偽装の都市バンコク

      らーららーららーらららー」

SIM CITY

SIM CITY

くううー。
私の四半世紀の平沢進リスナー歴(途中休憩あり)で、
そういえば電車内で他人がヒラサワさんを聴いている場面には
まだ1度も会った事がなかった。
こんな形でお会いしてしまうとは。

デストロイギターの音が漏れてくると
若者は軽くエアギターをかましながら次の駅で降りていった。
なんかやたらどきどきした。