息子の修学旅行

中学校の修学旅行はなんかもうすごい真剣な大イベントになっている。
もともとその傾向はあったと思うんだけれども
なにしろ息子の学年の場合はもうひとつ事情がある。
本当は今年の春に修学旅行は実施されるはずだったのに
新型インフルエンザが国内で○人目の感染者!」
「○○県でも1名発生!」
という騒ぎの最中に急遽延期が決定されたのだった。


そしてあれから4ヶ月がたち
新型インフルエンザはもうすでに珍しいものではないくらいの患者数に増えて
市内の小中学校でもインフルエンザによる学級閉鎖もあり
本当に今回は実施できるんだろうか、どうだろう、わからん、と会話されつつ
出発の数日前には
「今後この学年の生徒の中から1人でも感染者があれば修学旅行は中止」と
いう話となり
生徒達がすごく真面目というか
みんなで規則を守って修学旅行をきちんと成功させねば
みたいな、ちょっと例年とも違うテンションにもなっていたようす。


息子はこの夏に参加した、例のヘンな塾の、長野県で現地集合で
就寝時間フリーで勉強道具持込禁止で8泊という謎の合宿の記憶も新しく
「あの塾の合宿での規則が1だとしたら
修学旅行での規則は400くらいあるんだよ〜
2泊するだけなのに、もう大変なんだよ〜」
と、うにゃうにゃ言いながらも
無事に参加して元気に帰ってきて
「うん、結構楽しかった」と言葉少なに機嫌よく語る。