趣味を語る

仕事の都合で超ローカルなミニFMラジオで、小1時間話した。
事前に上司の了解を得た原稿で、生放送で淡々と仕事の話。


実に真面目な話で、あとで再放送を聞いてみたら
自分のしゃべりの単調さに飽きて、聴いている途中で思わず居眠りしてしまいました。
面白さは誰にも全く求められておらず
間違いや問題発言などがないようにという観点の上司の指示には従順。


司会者に事前に原稿を送った際に
「個人的な趣味の紹介もしてください」と言われていた。
私がこんなにまで真面目にそつなくまとめようとしているのに。
ものすごく退屈な授業をする教師が
生徒へのサービスのようなつもりで自分の趣味の話とかちょっとやってみたら
それがまた更につまらない話だというよくある過ちになるんじゃないか。
だいたい私に人前でハキハキ話せる趣味なんかないぞ。
人前でハキハキ話せる趣味っていうのはあれだ
日帰り温泉に毎月3箇所くらい行っているとか、
毎朝のジョギングをせめて1ヶ月以上は続けているとか、
市民農園を借りて野菜を育てているとか、そういう感じと思う。
近所の地べたを這うコウガイビルをこっそり動画撮影するとか、
人に説明しづらいミュージシャンのライブに行くとかじゃ無理だ。
で、しばし考えたら思いついた。
「漫画を読むことです」って答えて
最近では何を読みましたかってきいてくれたら
好感度の高い漫画を1つ紹介すれば良いじゃん。

きょうの猫村さん 4

きょうの猫村さん 4

猫村さんはエプロンをしたネコなんです。頑張りやの家政婦さんで
 美味しいご飯を作ってくれたり、マッサージもしてくれるんですよ」
と私が話し
「そんなネコちゃんなら
 うちにも来てほしいって皆さん思うんじゃないですか?」と
司会のお兄さんが言い
「そうですよね〜」と無害にクリア。
この4巻。新登場青年への教授夫人のいけないトキメキの予感に
猫村さんが今後どう対応するかが楽しみですが、それには触れない。