トリャ酔い

川の近くの体育館で、息子の剣道の大会のお当番に従事した。
剣道というのは「気合い」が求められる。
「気合い」というのは、大雑把に言うと
「トアアアリャアアーー」
「キエエエエッーー」
「ドリャリャララアー」などの大声だ。

剣道の大会というのは
数百人が全員で各自のトリャ能力を
MAXで発揮する。


小学校低学年はまだそれ程の声が出ないので
トリャ指数は大したこと無いが
大きくなるにしたがって
男女ともにトリャ指数は高まる。
更に回りの指導者も「もっと大きな声で!」と怒鳴ることはあっても
「もうちょっと静かに」なんてことは言わない。

高学年以上の容赦ない「トリャーー」は
1日100トリャ聞いちゃうともう私はトリャ酔いすることがわかった。
10人が10回トリャでもう100回なんだけれど。