読めるわけなかったぞ

ネットで地元の書店で某フェアをやっていることを知る。

ココロ社さんの新刊発売フェア。
病気だからといって休日に家から一歩も出ない２日間というのもあれかなと
徒歩でその本屋をのぞきに行ってきた。

がまんできない人のための 真の忍耐力養成ドリル

ココロ社さんの文豪風の写真ポスターと、棚に並んだ新刊と既刊本。
結構次々とお客さんが手にとってチラっと開いて去っていく。
積まれた新刊の一番上の本にセンスの悪いネクタイが飾られていて怖い。
でもそれが役に立つビジネス書のような客招き効果を出しているのかも。

私も手にとって中身を少し立ち読んでみた。
しまった。思った以上に今の私にはダメージが大きめだった。
会社でのいろいろと理不尽だったりもっともだったりするあれこれを
楽しげにちゃっちゃと機転と要領と判断ででこなす方法のレッスンなんて
メンタル疾患で退職決まった人間が読んじゃったら
気持ちがどんよりするばかりだった。
私の会社での忍耐力は「養成」とかではなく、もう逆さにしてもこれ以上
出てこないことが判明したゆえの退職届。
「いろいろあるけど、元気出してこの会社でがんばるぞ」という人は
きっと笑ってたのしく読めるんだと思う。

というわけでその横に置いてあった、ストレスにならなそうな
漫画を買っておうちに帰りましたとさ。

中国嫁日記 一