フンボルトとかクック船長とか

町田市版画美術館の「驚異の部屋へようこそ!展」の関連企画で
武蔵野美大からデジタルアーカイブというのが来ている。

今回展示中の「フローラの神殿」やダゴティの解剖図の他に
フンボルトキャプテン・クックの航海記やその他も
タッチパネルで拡大画像で見れる。
本の実物をめくることはできないけれど
画像でならってことね。

大航海時代に描かれた、遠い異国の不思議な花々や
驚きの色鮮やかな鳥や、怖いくらいに細密な謎の動物。
南の島での人体の生贄の儀式や
大勢の人が集まって、踊ったり船を漕いだりしているところ、
セイウチやペンギンとの出会いなど
これでもかこれでもかとたっぷり見れる満足企画。


しかし、こんなに面白企画だというのに
お客様が少ない。世の中厳しい。
お客さんが途切れると、私がまたねちこち画像を見て見て見る。
私はタッチパネルの操作をガイドするというボランティアだったが
自分がこんな楽しいものをじっくり見れて満足。