明和電機のファンクラブ

今日は、電協ジャーナルという明和電機ファンクラブの会報が届いた。
隔月で届くの。とても楽しみ。

年末に入会したばかりなんだけど、おもしろいのよ。
イベントの報告とか、社長の語りっぷりとか、勢いがある。

でも、前回も驚いたけど、今回やっぱりすごいと思ったのは
会員の自作の明和電機関連作品の写真です。
だって13週目の胎児サバオを、自分でガラス細工で作って
それを試験管に入れて、そのフタもエーデルワイスの花のガラス細工。
まことにハイクオリティーな愛を感じましたわ。


明和電機は、それまであまり知らなかったのに
資格試験の勉強で大変お世話になったヒゲダ師匠のブログから
東京の初台でナンセンスマシーンズ展という展覧会開催中と知り
11月末日の夕刻、仕事の後に立ち寄ったのです。


もう終了時刻間際でしたが、不思議で切ないエーデルワイス自動演奏も鑑賞でき
軽く一周して作品を見て、触われるものはスタッフの方が説明もして下さり
あわただしかったが未知の面白そうな物が見れて楽しかったなあ、
と思いつつ出入り口の近くの売店に目をやると終了の様子。
他にお客もほとんどいないし、閉館時刻だし仕方ないと思って見ていたら
「ご覧になりますか?」とスタッフのお姉さんがとても明るく声をかけてくれました。

もちろん大喜びで入れていただき
ちょうど数日後に新幹線に乗って会いに行くことになっていたヒゲダ師匠に
手土産になるものでも買おう、と物色。
なにしろ、ほとんど初めて明和電機作品を見てからわずか30分しかたっていません。
何を選んでよいのやら迷いつつ、かわいい感じの
ノックマンシリーズの玩具3点を購入。
主役のノックマンが含まれていないのが後で考えると謎です。


そして衝撃の瞬間はそこから。

レジのお姉さんの隣にいつの間にか、普通に社服姿で立っていらっしゃるのは
土佐信道社長、ご本人。
おだやかな微笑で「サインしましょうか?お名前は?」のお言葉。
そして私が選んだポロロン、コロン、チャチャの組み合わせを見て
一瞬「ふは」と小さく笑い
もう私はビックリしすぎて、自分が驚いているというリアクションさえ取れない始末。
ヒゲダさんへの手土産を買っているのですから
「ヒゲダです」とそのまま答えてしまったさ。
「ヒゲダ?カタカナで?」とまたも微笑む土佐社長。
いえ、私の名前ってわけじゃないんですぜ社長。なんて話す、おばちゃん力はゼロ。

ペンを持った社長の手の美しさと
その声とスマイルに、もう私の魂は瞬時に撃沈でした。

たとえて言うならば下記の感じ。

すばらしく景色の良い川べりで
まだ見たことがない美しい物を見つけ
おもわず立ち止まって見入っていたら
その主である魅力的な河童に会って
一言話しかけられただけでシリコダマ抜けてしまった。


41歳にしてそんなことがあるなんて、考えてもいなかったわい。