ナンセンスマシーンズ展の思い出 (1)

初台のICCでの明和電機のナンセンスマシーンズ展には
結局6回行きました。
気づくのが遅かったので、その内5回は
最終日までの2週間に集中。
家から初台まで1時間位かかるし勤労主婦だし、
展覧会にそんな勢いで通ったことはないし
行く度に、もうこれで最後、と思うけれど。
また思い出すと行かずにいられなかった。


ICCの会員になると、1000円払えば会期中に何回でも入場できる。
そんな素晴らしいお得な料金設定があったのですが・・・。
毎回毎回本当に、もうこれ以上は来ないと思い込んでいたので
普通に800円で6回入場してしまいました。。。4800円。
2つ以上の意味で、主婦としてどうなの?とちょっとは自問する。


どのように6回通うに至ったか、以下に略記。


1回目  久しぶりに都心での研修会に行き、その帰りに夕方軽く立ち寄った。
     一昨日の日記に既出の衝撃。


2回目  それから12日後。どうも、そのことを思い出す頻度が減らないことに気づく。
     娘(14歳)をさそって、日曜日のICCへ。


3回目  この日は、実は転職のための面接試験を受けた。
     新人看護師の卒後研修に於けるプリセプター自身のインスパイアを(以下略)
     などの厳しい質問にさらされ、面接官の視線から、
     自分の顔に目に見えない「馬鹿印スタンプ」が数十個捺されていることを知る。
     私の頭蓋骨の中は、脳ではなく粘土が詰まっている気分。
     「そうだ、この後でICCに行こう」と思ったらやっと歩く気力が出た。


4回目  検査のため苦手なバリウムを飲んで、ヘロヘロの午後。
     大人しく帰路に着こうとした途中、京王八王子駅の入り口があった。
     無謀にもそのまま京王線に乗って夕方の初台へ。


5回目  夫と息子(10歳)とともに日曜日のICCへ。


6回目  最終日と思うと、やはり行かずにいられない。
     お姑様の接待を中座し、
     また、109で冬休み用の洋服を買い与える約束の履行を修羅のように迫る娘に、
     「私に3時間だけ下さい。必ずや戻ってまいります。」と叫び
     メロスのように初台に走る。


   また段々に思い出し書きは後日続く。