疲れているときの読書

このところ残業と土曜出勤と日曜出勤があった。
明日は祝日で休めるんだけどね。
なんかいつもよりは疲れちゃってね。
で、疲れているときには
脳がうまく作動していなくても、簡単に楽しく読める本が良い。
布団の中で10分間とか、トイレで5分間とかでも、ちょうど良く読めて
元気だけど、うっとおしくなくて笑っちゃうようなやつ。
バカの瞬発力 (角川文庫)
西原理恵子さんのオトモダチの金角ことゲッツ板谷さんの本。
立川の美術予備校って、この人とサイバラさんが同時に通っていたのか。
そりゃすごいや。

板谷家は人から「ばかのディズニーランド」とよく言われているんですって。
すごいよねえ。本当のことなんだろうか。
勝手に通ってきて、そのうち勝手に家に住み着いている謎の家政婦。
そしてその老婆家政婦は、作る昼食は毎回「揚げバナナ入り雑煮」。
祖父母は毎朝コーンフレークに養命酒をかけて食べていて
弟は高級旅館の懐石料理が全く食べられず麩菓子で満腹の30代で
飛行機に乗る前に、怖がっているおばあさんに親切心でシンナーを嗅がせてあげる。
わざと自宅を車に突っ込まれやすく工夫して、事故の度に儲けている
家ごと当たり屋の知人。
しょうもない暴力も迷惑もあるが、本で読む他人事だし、
清らかなバカ話でさわやか。