それでもミッチー

ミステリー民俗学者 八雲樹 1 [DVD]
本当はクドカンのドラマの「ぼくの魔法使い」を借りようとしたの。
でもそのレンタル屋さんには置いてなくてがっかり。
そしたら及川光博ミッチー主演、「ミステリー民俗学者 八雲樹」が
置いてあってさ、そうかこんなのあったんだ、って1巻だけ借りた。
主演がミッチーっていうそれだけのシンプルな動機さ。

今日はうだうだと寝そべってそれを見た。
つ、つ、つまらん。
内容が分かり難いとか、ギャグが滑っているとか、そういうことではなくて
もう普通にシンプルに特に面白いところがなくて、つまらないんだ。
それなのに、地味なミッチーの眼鏡顔が
ついうれしくて、1巻の最後までじっくり見たよ。業が深いな。
つまらないドラマなのにミッチーが見れる。

そしてDVDのオマケ映像。
ドラマ本編とは別の、小ネタ的ミニドラマや
派手めな服装で、共演の女子と料理の紹介をするミッチー。
こっちの方が、起き上がって見ちゃったよ。

今更言うのもなんだが、「マンハッタンラブストーリー」で彼が素晴らしかったのは
「ミッチー」で炸裂していたからで、それは宮藤官九郎の脚本が
そうなっていたからこそで、
八雲樹」は、気取っているのとバカにされているという特性は踏まえながらも
及川光博 職業俳優」になっちゃってるから、
及川光博=職業ミッチーを求めてしまうと不服なんだね。