自分探しの余波

つい先日のこと職場でパート職員が一名、急に退職してしまった。
「転職が決まりました。明後日以後はもう来ません。」って
短時間のパートとはいえ、1ヶ月先までシフト組んであるのに、
もう2年も勤めている大人だというのに、すごいな。
行きたい職場への転職が決まったのなら退職は仕方ないとして、
せめてもうちょっと予告が欲しかったわ。
もうその穴埋めのため、シフト表をあわてて修正。
他の職員達の勤務時間をずらしてなんとかしている。
そして当の彼女から、退職のあとで一編の自作詩が郵送されてきた。
彼女は還暦くらいの熟年で活発な人なんだが、
その自作詩には、自分の人生は家族関係等で常に孤独であったことや、
少女時代も今もそんな気持ちが続いていること、
そして、自分の中の自分は行方知れずであり
次の転職先では自分自身と出会えるかどうかは分からないが、やってみる。
と、おおむねそんなような内容。
「自分探し」か。若者限定の言葉かと思いきや・・・。
もう大変ですわ。その余波を受ける他人も。