続・キノコ椅子

「真夜中の弥次さん喜多さん」の小道具プレゼントでいただいた、
長瀬君が座っていたキノコ椅子のトキメキで、今日も気持ちがいっぱい。
そっと座ってそっと撫でる。

キノコ椅子が愛らしくて、そうだ木陰で憩わせてあげようと思い
近所の緑地に抱えていった。
やや冷たい外気の中で木々の下の草むら脇の地面に置かれたキノコ椅子。
さざんかの薄桃色の花咲く下にたたずむキノコ椅子。
赤い種実をつけた叢木の下に在るキノコ椅子。
静かな小緑地にて鳥達の声を聞くキノコ椅子。
ああキノコ椅子。こうして屋外の緑地で眺めると更に一層美しい。

そして部屋にまた大切に持ち帰る。
我が家は畳にコタツを置いて、そこで食事もテレビ視聴もする。
コタツにあたっているとき、自分の背中側にキノコ椅子を置いてみる。
自分の姿勢をリクライニングさせると、高さがちょうど。
肩と後頭部がキノコ椅子にもたれかかる。
材質が発泡スチロールなので、ソフトでちょっと暖かい感触。
なんか、これ、長瀬君の膝枕みたい。
わはははははは。はっはっは。変態になってしまったの？私。
やや無理があって数分が姿勢の限度だけど。

家族には「今度もう一回、ヤフオクで売れば、と言ったら
10回ぶつから。」といっておく。