注射の練習

今日は息子(11歳)と私とでインフルエンザの予防接種を受けてきた。
今年は娘(15歳)が受験生なので、まあ一応家族で受けておきましょうかね。
ということで、久しぶりの注射に緊張気味の息子。

「この注射をしたらインフルエンザにかからないの?」と。
うむむ。単刀直入な質問にママは真面目に答えてしまうよ。
「かかる可能性がいくらか低くなるようだ。かかることも多い。
どのくらいかかりにくくなるかというと、あまり変わらないという説もある。
かかった場合の重症化を防ぐと言われているが、これにも否定的意見がある。」
「じゃあ、何のために受けるの?」
「まあね。今年はちょっとでもかかりにくい方が、お姉ちゃんもねえ。」
昨シーズンの自分の身の回りの結果から考えるとと、効果が大きいとは
とても言えませんわ。

お金を払って自らワクチンを希望している人が言う事とは自分でも思えない。
数日前ならともかく、実際受ける直前の場面で子どもがそんなこと母に言われても。
こんなネガティブな母にそれでも従っている息子。
そして息子からこんな発言が。
「僕は注射の予約をしたって聞いたときから、
きっと痛いだろう、痛くても平気なように慣れておこうと思って、
いつも自分で腕に鉛筆とかチクチク刺して練習していたんだ。」
けなげじゃのう。