男子の母という現実
息子(11歳)のベッドの掃除もたまには少しやってあげよう、と
作業を始めてすぐ絶句。ベッドに敷いてある敷布団に酷いカビ。
放置してる母親だからね。まめに布団干したりシーツ洗ったりしてあげていなかったし、
息子も布団をベッド上で畳んでおくということもやっていなくて、
汗を含んだ敷布団とベッドの板の間が蒸れ蒸れだったんだ。
だめじゃん。いくらなんでも、小学生をカビ布団で寝かせていたダメ母。
でもこういうとき、夫は完全にヒトゴトだ。いいけど。
そして息子はベッドの枕元にたくさんお気に入り漫画本をストックしている。
夫と息子で買い集めた将太の寿司(14)<完> (講談社漫画文庫)のシリーズが一番多くて、
他に夫の本棚から借りてマカロニほうれん荘 (1) (少年チャンピオン・コミックス)のシリーズとか
「るんるんカンパニー」とか、もうすごく古いのを繰り返し読んでいる。
その中に何気なく加わっているものがあった。
夫の許可を得ずに持ち出して枕元でお気に入りになっていたのはこれ。
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この「幕張」が全巻きっちりと。
そうね、これはパパに無邪気に貸してって頼めないよ。
お下品だもんなあ。少年誌の範囲内だが。おっぱいだとか、そういう
えろいお馬鹿ギャグばっかりだもん。小学生はダメ。
黙って撤去。秘密裏に夫の禁断の押入れに収納。
そのうち息子の部屋で初めてエロ本を発見してしまうお母さんになるための
心の準備が少しできた。
もうママと可愛い息子と一緒にお風呂に入るのはキッパリやめよう。
年頃の娘に偉そうに説教たれてる援交オヤジとか、超ウザあり得ない、
とか普通に思っていたんだけれども、
CDウォークマンで、グループ魂の「ペニスJAPAN」とか聞きながら通勤している母親が
息子の「幕張」を撤去しているのって、どうなんだろう。と少し考えそうになったが
良いんだよ。私大人なんだし、息子小学生だし。いいんだよ。
家族の誰かがその疑問を口にするまでは。