ゴヤ

近所の美術館の無料公開日なので立ち寄る。
ゴヤ版画展。小さいサイズの細い線のゴヤの版画がたくさん。
悲惨な戦争が続いたり、悪政や、飢饉や、そのえげつない凄惨な状況そのものや、
それを暗示させる絵が並ぶ。しんどい時代だったんだ。
しかしやはり、平時の風刺画的な作品よりも
リアルに悲惨な光景を描いた作品の方に力がある。

会場での解説のファイルで知ったんだけれども
今回の展示には含まれていない、例の、あの、子どもを頭から食べてる絵
「わが子を食うサトゥルヌス」は、
ゴヤが自分の家の壁に書いたものなんだって。
いくらなんでもそれは怖すぎるよ。