ジャイ子でいいじゃん

息子がテレビで「ドラえもん」の特別版?を見ていた。
これが、我が家の娘が以前からずいぶん繰り返し語っていた
ドラえもん」のストーリーの始まりの部分だ。


のび太君が、成人後はジャイ子と結婚して、さえない人生をおくり
借金までたくさん残してしまい、子孫が大迷惑。
そこで子孫がタイムマシンで、のび太少年のところに来て
不幸な将来を回避するために、もっと宿題などを頑張るようにすすめ
それを手助けするために、ドラえもんというロボットも置いていく。
ジャイ子とではなく、あこがれのシズカちゃんとの結婚も目標になる。


本当だった。うちの息子・娘が語っていた通りの内容だった。
未来から来た少年は、自分の先祖であるのび太にはそこまで親切で、
どうして同じく先祖であるジャイ子には全く無関心とも思えるほど冷淡なのか。
べつにジャイ子が悪い人だったという話は無い。
のび太ジャイ子と一緒にもっと借金などあまり作らず生活できるよう、
その2人を支援するならともかく。
シズカちゃんと結婚できずジャイ子と結婚ということが、
大学入試に失敗したのと同じ種類の、回避すべき敗北になっている。
「自分が苦労しているのは、先祖が勉強をなまけて
 美人と結婚できなかったせいだ。」っていう少年の発想って、
国民的にっていうか、世界各国のドラえもんファンには納得可能なのか?