師匠は頑張っているなあ

平沢進氏の提言」っていうインタビューを読む。
ヒラサワ師匠がよく語っているmp3配信の意義や、著作権のシステム
などに関しての業界の現状許すまじの内容。
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0606/12/news005.html
師匠はとても頑張っている。
こんなしっかりした長文で、その考えがしっかり紹介されて良かった。
これを書いたコデラさんのその後の補足で、長州小力が連日テレビで
「パワー・ホール」を使ってもヒラサワ師匠には1円も入らないことを知った。


でも実は、私は読んでいてもよく分からなくて、なんかすみませんって状態。
平沢さんが、自身の尊厳とか、表現をする自分の存在を守るための
大切な行動なんだろうし、是非うまくいって欲しいと思う。賛同する人が
増えると良いなとは思う。
しかし、私はそれをちょっと遠くから見ている感じ。


ずっとずっと前に

「嫌いな場所から 離れられない 
 忌まわしいシステム 離れられない  離れなくてもダイジョブ」

「見え透いた孤独の免罪符には ボクを掻き消す罠がある」

「キミもボクもいないオハヨウの中に いつまでもボクはいたかったのに
 オハヨウと言ったとたんに キミはボクに気づいてしまった」

とかその他、私が生き延びるために必要だった言葉を
すぐ近くで歌ってくれていたようだった平沢さん。

近年の荘厳な作風のソロ曲も、音楽業界との闘争も、
私を置いて遠いところへ行ってしまったような気がする。
でもそれでも良いんだ。師匠が元気で思うところに進んで行くのを
ずっと見て聞いている。

私の考えでは「平沢進はフーテンの寅さん」だ。
私は柴又で「お兄ちゃん元気でやっているかしら」とか時々言いながら
普通におのれの日常の生活をしている。(妹のさくら役)
平沢師匠は、遠くの自分の行きたいところに行って
たまに手紙(CDとかインタラクティブライブ)をよこして元気な近況を
知らせてくれる。そしてキュッと来る良い曲を聞かせてくれて、
あらお兄ちゃん久しぶりに帰ってきたのね、とか喜んでいるうちに
またどこかに行ってしまう。
まあ、遠くに離れていくのは師匠だけではなく、自分の方かもしれないが。


追記

このキモい文、私が昨晩書いたのか・・・。
翌日読み返しても消去もせずにいられるような、とんでもない神経の
中年さんになっているので、もう何でも楽勝。
そしてこの師匠の提言って、すごくたくさんの人にブックマークされているのね。
新しいアルバム出したときより反響が大きい。
私はよくわからないとか言っちゃって悪かった。
良い事を言っているのはわかっている。自分の感情的な温度の上昇がぬるいだけ。