のん気な母さん

昨日は私が知らない間に、どんぶりごとラーメン転落事件という
苦難にけなげに1人で対処していた息子だが、その夕刻、のんきな母は何をしていたかというと、
旧作半額の水曜日にありがちな、ツタヤの寄り道だった。
だってさ、息子が2泊3日で林間学校だもの。その間にさあ、
ちょっと日頃はどうよっていう、エロい場面とか、怖い場面とかがある映画のDVDを
お茶の間で見てしまおうかという煩悩だわ。
で、何本か借りたんだけれども、映画館でも見た「メゾン・ド・ヒミコ」。
高校から早く帰ってきた娘がさっそく今日それを見ていた。
小学生に見せるのは気の毒か、っていうことで今レンタルして来たのに、
弟に何の配慮も無く、私が帰宅したときには、
すでに娘は本編を見終わって、コメンタリーも8割方見たところ。
私は林間学校前日の息子のことが気になって、今日は寄り道せずに帰宅したのに、
そのまま画面に向かって娘に「この空の色と雲の形と、抑えた緑が素晴らしい」
オダギリジョーの美しさは、この映画が最高として、
なぜか他では出し惜しみされることが多い。何故なんだ!」
「このダンスシーンとか、頭悪そうな孫のピキピキピッキーとか、大好きだ」とか
語ってしまった。だめじゃん。今日はそういう予定じゃなかったのよ。
しかし、息子は特に何を気にする様子もなく、順調に準備は進む。