ケラ

ピース

有頂天って、ケラが宝島の表紙によくなっていた頃も、その後も
私は身を入れて聞いたことはなかった。
最近、妙にしっかりした爽やかな顔つきの平沢進師匠と一緒に
ハルディンホテルを歌う若いケラの動画を見たばかりのところ。
ツタヤで通りすがりに新入荷の棚にあるのを見て「ピース」借りてきた。
うっかり聴いていると「あれ？初期P-MODEL？」とか間違ってしまいそうな部分もあり。
横川理彦さんのバイオリンまで少し入っているし。
ケラの平沢さんP-MODEL大好きな心が満ちている。不自由な自意識も開き直った元気さも。
歌はねえ、全体に「若気の至り」系だ。聞くと頭の中で自動再生する。
私は数年前までは、せっかく長年かけて処理した「わか毛」の剃り跡を、
再度見て刺激して凹むかのような行いは慎んでいたが、
なんかもう40代になった頃からは平気だね。っていうか「若気の至り」の
再読再聴もうどどんとOK。年取ったせいか、自分の子が思春期でまた慣れたせいか。
ケラと今敏監督は私と同年齢だ。
きっと高校生の時から、あの初期のP-MODELの平沢さんが大好きになってしまったのだから、
あとは何でもなるべく元気に、なるべくやりたいことをやれば良いんだよね。(意味は不明)