パプリカ読んだ
- 作者: 筒井康隆
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/10/30
- メディア: 文庫
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平沢進師匠のサントラCDと一緒に、原作の文庫本も買ったのでした。
やっぱりねえ、アニメーションとか特撮とかで思いっきり
場面転換や変身や美女の大活劇を、てんこ盛りにした作品を作ってみたい人には、
まさに夢のような憧れの娯楽小説だと思った。
映画での恐怖のパレード、夢の世界が増大して侵食してくるイメージは
原作の勢いを鮮明にしたようだ。
そして原作のパプリカは映画よりずいぶんエロかった。
そのエロが非常にオヤジ臭がきつい。
オヤジ達のダダ漏れの願望を裏切らないヒロイン。
こういう戦闘ヒロインものについては、紅一点論―アニメ・特撮・伝記のヒロイン像 (ちくま文庫)の斉藤美奈子さんに
また語ってほしいと思ったら、この文庫本の最後は彼女による解説が付いていた。やるなぁ。
- アーティスト: 平沢進
- 出版社/メーカー: テスラカイト
- 発売日: 2006/11/23
- メディア: CD
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