縁日の射的

家族で歩いて近くの神社に初詣。
縁日の屋台がいろいろ出ていた。
このごろはタコヤキとか焼きそば、じゃがバタ等と並んで
タイ式ラーメンとかケバブの屋台が見慣れた感じになっている。
射的屋もやっぱりまだある。
息子はお年玉を大勢の親戚からもらって強気になっていて、
射的をやってみたいと初めて言う。
常識的に考えて、皆が欲しがる景品は獲得不可能なように仕組まれているのは
息子も承知。しかしテレビ番組で、その理不尽な設定を超えて
研究と訓練を積んだ者が巧みにそれを獲得するのを見たので、
自分もやってみたいと言う息子。
君のお年玉だ、一度挑戦してみて大人の商売の大人気なさに愕然とするのも一興だ。
そして予定通りにゲームソフトは「この台の下まで落とさなきゃ」という
テキヤのおじさんの無茶な要求に阻まれて、どうでも良いプラスチックのカエルの
オモチャをもらって、「僕も初めてやってみたよ」と満足気に笑って終わった。