大阪ジンベイザメ串かつ旅行１日目

息子(小６)と私の大阪旅行。

やはり通天閣見学と、気になる新世界。
なるほど、ここは新世界というか、未知の別世界だった。
写真とかで少し見たことはあっても、
並ぶ店々の過激な原色の看板で覆われた外観に驚いた。金の大きいビリケンとか。
都内だって派手な看板付きの店はあるけれど、ここは派手のケタが違う。
人が混んでいる。串かつ屋が多い。呼び込みも頑張っている。
昼間なのに、大勢のお客達の飲酒率の高さに驚く。
ぴろぴろさんや通りすがりさんに教わった串かつ屋の「だるま」は、ここでは
行列で随分待たないと入れないようで、あとで道頓堀で行くことにして、
広い串かつ屋さんに入る。私は雰囲気に流されて飲んでしまう傾向があるので、
子連れで知らない所に来ていて昼間なんだが、やっぱり
揚げたての串かつを初めて食べながら、非常においしくビールをいただきました。
大阪の串かつって、薄い牛肉を一本縦に長く串に刺したものにコロモをつけている、
ということを息子も私もここで初めて知った。
豚肉の小さめのブロックとネギを交互に刺してコロモをつけたのを、
串かつと呼ぶのが全国共通かと思っていた。大阪式だと何本も食べられる。
で、串かつとかアスパラとかシイタケとか私も息子もたくさん美味しく食べ、
また別の繁盛している店で「そうか、外側がカリっとして中がトロっとしている
たこ焼きって、こういうのなんだ。」と美味しいたこ焼きも食べ、
フグ屋で少し、フグ握りもつまみ、
更に町田康の本でその名を知ったジャンジャン横丁で、どて焼きも食べる。
なるほど、ここが生活圏の近くでしょっちゅう来ていたら、
つい昼間から飲んでしまう生活になってしまいそうだ。
昼間からアルコール濃度が高い人達が大勢いるのに、
なんだか街がのん気な雰囲気なのが面白い。

大阪といえば、実は気になっていたのがジンベイザメ。
大阪港駅の近くの水族館の海遊館に行ってきた。
予想以上の素晴らしさの海遊館。
巨大水槽でマンタやクエやたくさんの魚たちと悠々と泳ぐジンベイザメ。
別の水槽では、ラッコもアシカもカワウソ達もそれぞれ
とても活発に動いているところがガラス越しに触れる感じの近さで見られた。
ちょっとジンベイザメだけ見に寄ろうと思ったら、
息子とともに予想外の感動をしました。今まで行ったどの水族館よりも好き。