一番怖かった漫画

高原書店にて、楳図かずお「洗礼」の全3冊になっている大きめの版を見つけて購入。
棚にあるのを見て「今すぐ買う!」と決心してしまったが、実は
全3冊なのに「1」と「3」しかなかった。そのうち「2」にいつかどこかで
巡り会えるときのために捕獲。大きめの版のこれって、古本でもあまり見かけないし。
これ怖いよね。
子どもの頃に通っていた診療所の待合室で読んだ漫画雑誌にこの連載があって、
こんな恐ろしすぎるものが平然と流通している日本社会は
いったいどうなっているんだあ!と、
恐怖のあまりに、行き場のない憤りを内包する鬱屈した子どもでした。
大人になって読み返すと、怖いだけじゃなくて
なかなかヒューマンな味わいの漫画のような気がする。こっそり読もう。