ライブ2日目

昨夜に続いて平沢進ライブ「PHONON2550」の2日目。堪能した。
若いときだって私はスタンディングのライブは2日続けてなんて
行ったことは多分なかったけれど、腰痛のおばちゃんだけれども、両日行けて満足。

師匠が声を伸ばして歌うときに上体を反らせる姿勢も
デストロイギターの立ち回りも、機械みたいにスタッと体の向きを変えるのも
昨日よりも前に行けたのでよく見えました。
今夜は1曲目がフローズンビーチだった。

イントロが波の音から始まってどきどきした。
昔、学生だった頃にSCUBAのカセットブックが好きで好きで。
「科学と祈りのはざまFROZEN BEACH OHー」うう、泣いちゃうよ。
また今日のこの声も良いのよほんとに。

ハルディン・ホテルもまたやってくれた。
「行く列車の塵は砂丘に文字を描く
 百年彼方の空より見守ると
 アイリスが咲く長い雨の夜
 祈るようにキミをさがして街を駆けた」
ここまでの部分で心を遠くにうっとり美しく連れて行かれて
「トルヒーヨのハルディン」合唱で盛り上がって
「まで、一緒に行きませんか?」の師匠の甘い声。
うんうん、もうどこだってついて行こうと思っちゃうよ。うるうるしながら。
 

最後に平沢師匠から「インタラクティブではないライブのプロデューサーが
決まったので、その意向次第ではまた今後も有り」というMC。
その微妙な言い方でも私は信じて待機するよ。
今回のライブは、なんか客席全体に「来れて幸せ」「ヒラサワさんが好き」
っていう充実感が満ちていたように思う。是非毎年やっていただきたい。

昨日の1日目だけは娘(高1)も一緒に行った。今まで平沢さんに特に関心も
なかったのに、大きいライブハウスに行ってみたいという理由だったが、
「平沢さん超カッコイイ」「ライブ楽しかった」と何度も言って喜んでいる。