通りすがりにチェチェン

やっと仕事が休みだし、午後から髪でも切りに行ってこようと
自宅から駅前方向に歩いていたら、その道路に面した店の中から
知人に呼び止められた。
以前に息子がお世話になった先生が所属するグループで
これから映画の上映をするという。
まあいいか、ちょっと寄って見よう。
チェチェン紛争の関係の映画だった。
チェチェンの子ども達が美しい民族舞踊をしっかりと踊っていた。
しかし、内紛っていうのか、地域限定の戦闘状態っていうのは
普通に学校に通っている途中で言いがかり的に連行されて保釈金を
要求されたり、自宅の窓からバラバラっと何発かの空爆が近くに見えたり、
数年前まで住んでいた自宅が爆撃で壊れたまま町内にあったり、
稽古場の貴重な床板が軍ではない何者かに持ち去られてしまったりとか、
長期にそんなストレスにさらされて生きることなんだな。


しかしそんな遠い国の紛争について誰が見に来ているかと思ったら
ふむふむ、なるほどこんな感じの人たちかと雰囲気で察知。