お姑様急逝

自分の実家の父の見舞いから戻った夜に、夫の実家の義兄から電話。
自宅で入浴中にお姑様が急変。
搬送先の病院に夫と向かったが、すでに死亡確認がされていた。
自宅で毎晩1人でお風呂にゆっくり入るのが大好きだった。苦しんだ形跡はない。


お姑様は80歳になったとたんに「自分はあと5年で死ぬ」と元気に連日言っていた。
何の病気もなく元気だったのに何故そんなことを言うのかと誰に聞かれても
「人間は85歳くらいで死ぬものだ」とかそんなことを妙な確信を持って答える。
しかし81歳になってからもまだ「あと5年」と言っていたので
ずーっとこのまま「あと5年」が続くんじゃないかと親族で笑っていた。
今年の正月には確かに認知の障害が随分と進んでいて、
それでもうちにも泊まってくれて、孫の新居にも行って親族集合に参加して
しかし「これが最後になるから」と、例年になく成人した孫達にまでお年玉をくれた。


5年前の予言の通りに、享年85歳。
そして20余年前に若くして亡くなった次男の命日に逝去だった。