作陶展を希望

父は「坊主も香典もまっぴらだが、その代わりに遺作で
陶芸のお別れ作品展を開いて欲しい」という希望を書き残していた。
自分で作った「死亡挨拶ハガキ」にも
「その節は私は神に召されておりますが、どうぞ駄作を鑑賞くださいませ」
と書いてある。
そりゃ死んじゃう前に自分のやりたいようにやっといたほうが良かったんじゃないか、
なんで死んでから家族にやらそうとするかねという疑問も残しつつ、
作品は多数あるのでいくらでも開催してさしあげましょう
まだ日時は未定だけれどもね、と弟達も母も淡々と粛々と進行予定。