醸されていた

自分の足指のあたりに異変を感じていたので
皮膚科を受診してみた。
針先でちょっと病変部の組織を取って顕微鏡で見ながら
たどたどしい発音の中国系皮膚科医が
「ああ。探すまでもない。います。います。」と。
あまり人には言いたくない
そんな菌の皆さん方が私の足指にお住まいになっていた。
調剤薬局で薬を受け取る時に
薬剤師さんが「このような薬をご使用になるのは初めてですか?」と
たずねるので「はい。このような感染は初めてなので」と答えた。
「あまり気を落とさず気長に治療してくださいね」と励まされました。
やっぱりさあ、この1年間は労働の都合で靴を履いている時間が
今までより多かったからかなあ。
もうとっくに美少女じゃないからさあ、どうだって良いんだけどね。
ああ、そんな捨て鉢なことを思うなんて
心まで白癬菌に軽く蝕まれているのかしら。