京成バラ園

10余年ぶりに千葉県の京成バラ園
母親と行くのは子どものとき以来だ。

ちょうど真っ盛りに咲いている。
このバラ園は昔と変わって入場料をとるようになり
広さもバラの量も凄いことになっている。
昔は苗などを買いにきた客が立ち寄って眺める庭っぽかった。

これでもかというくらいワサワサと咲いている。

大輪のバラも咲いている。とてつもなく多種。

渋い色のもある。

野いちごの花っぽい、花弁の少ないバラもかわいい。


なんかバラ園って、悪趣味なパーゴラや辟易するような白彫像とセットの、
観光地の厚化粧の奥様風のマイナスイメージも自分内部にあったんだけれども。
おそらく大変な情熱で世話されて育ったバラがこんなに咲いているのだから
この数日がとにかく一番咲いているのだから
あらゆる色、品種が作られ香っているのだから、やっぱり来るといいね。



「薔薇でなくて、ひとはどんな花の品種をこれだけ集めるだろうか。
薔薇でなくて、ひとはどんな花の絵をこれだけ描くだろうか。」
          〜 澁澤龍彦 「フローラ逍遥」より