「実生活で役に立つ」か?
画狂人ホルスト・ヤンセン―北斎へのまなざし (コロナ・ブックス)
- 作者: 種村季弘,水沢勉,谷川渥
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2005/03/01
- メディア: 単行本
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ちょっとした悩みとしては、電車内でこの本を見る場合は
どのへんまでが社会的な許容範囲なのかということ。
そうだねこの本のうち何枚かの絵は、もしオヂサンが女子高校生の目の前で広げたら
セクハラ問題になりそうだ。女子高校生が電車内で自分で見る場合、とりあえずこの
蛸とのからみとかの春画はアウトで、あとはヤンセンのあんまりモロにエロイのも、
アブナイ人のお近づきを誘発の怖れありだろう、とか。
- 作者: 八坂裕子
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2005/05/03
- メディア: 文庫
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娘いわく「タイトルだけで、が〜んときた。自分が毎日こんなに絵を描いて、
しかもその油絵は今後いくら最大限頑張って描いても1円にもならない可能性が
大きくて、その間に世の中の女子は実際に役に立つことを学んでいるんだ。
この『あたまがいい』って絶対にデッサンの構図が手早くしっかりとれるとかじゃ
なくて、頭をよくするために数式を覚えるとかでもなくて、きっともっとすぐに
人にそう思われる方法を身につけるってことなんだよ〜」
娘よ、なかなか良く気付いたではないか。
人からバカと思われないようにとか気にするより、やりたいことやったほうが良い。
しかしそれだと「女子力」は確かに低いままだ。