高校の説明会

息子の教育問題について。
世の中のお母さんと言うものは
中学3年生の我が子の勉強とか進路とかについて
もっと熱心だと思う。
私だってさあ、娘が中3のときはもうちょっと考えてたし。
でもね、息子は私が何を質問しても
「ああ、まあ」とか、何かよく分からない返事が多くてね。
高校に行く気があるということまではわかった。
そして、地元に今度できる新設校の説明会があることも私は知った。
そんな情報を私が知るとはちょっとびっくり。
たまたま久しぶりに息子が鞄から出したプリントを見たからね。

そして息子と一緒にその説明会に行った。
新しい方式のその学校は、授業がかなり選択肢が多くて
それぞれの生徒が個々に違う時間割で勉強するという。


1時間半くらいの説明を聞いたあと、会場の親子達から出た質問は
その学校の制服とかカバンのこと。
「特に女子生徒さんは高校選びは制服を重視することが多いので
こちらとしてもデザインには自信をもって作りました」とか先生は言う。
そうなのか。
制服なんて、なけりゃちょっとうれしいし、普通の制服ならまあ何でも
だいたい同じようなもんというか、珍しいものでもなけりゃ
一番どうでもよい問題なんじゃないのか。
それよりも、他のお母さん方は
選べる授業というのがどのようなものなのかとか、
そのへんの話をなるべく詳しくとかあまり思わないのか。
授業の内容以上に制服の説明に熱心かもしれない説明会にも
それを期待する親子も気持ちも分からないよ。
息子は「ああ、どうだろ」とか返事するくらいだし、なんだかなあ。