絵画鑑賞の限度容量

私の同級生だった人で、今でも個展やグループ展の案内をくれる人がいる。
今回は、なんか権威があるっぽい大きな公募展の会員になったという。
きっとすごく頑張ったんだろうと思う。長くずっと頑張っている。
用事で出かけた帰りに寄る事が出来た。
六本木の国立新美術館でのその展示は、でかかった。
1階から3階までを使っている。もちろん各フロアの全部ではないが。
まず、彼女の堂々と完成したその作品を見てニコニコした気分になった。
そして他も見始めたが、これが尋常でなく多いんだわ。
人間、一度に見れる絵画の量には限度があると思うの。
ノンストップで歩きながら見ればいいじゃんっていう問題じゃなくてよ。
頑張って描かれた応募作品である100号以上の大きな油絵とか
わりと瘴気を放っている率が高いじゃない。
見ちゃったら私も蝋人形にされちゃうかも、みたいな印象の。


半分ほど見たところで退散を決定。

館内のオープンカフェで白昼1人ビール。
サンドイッチはスモークサーモンとかブロッコリーとかはさまったライ麦パン。
ビールの味には詳しくないけど、ハイネケンだったからうれしいな。


足元にスズメが来たぞ。

パンをちぎってあげてみた。

もらうものはもらって懐かない。えらい。