ネオテニー・ジャパン
上野の森美術館で「ネオテニー・ジャパン高橋コレクション」を見てきた。
つまりこの展示されている日本の現代美術の人気の若手の作品を
上手に選びましたっていうこれらすべてが
この高橋さんのコレクションってことです。
かねて薄々感づいていた人は多いと思う。
会田誠の「山椒魚」と「紐育空爆之図」とが同じ個人蔵ってどういうことって。
凄いコレクターというのは大作絵画も立体作品も買っている。
この人のコレクションはこれはまだ一部で、他のギャラリーで草間弥生展も
同時に開催しているという。なんで個人にそんなことができるんだろう。
名和晃平のガラス玉で囲まれたトランペットとか、
町田久美とか束芋とか、あれもこれもこの人の所有だったのかという驚き。
池田学の「興亡」という絵がとても面白い。
大きな紙にもの凄く細かくみっちり気が遠くなるっていうか
本当に果てしない執念の限界も遥に超える描き込み。
- 作者: 内田真由美、児島やよい(企画・監修)
- 出版社/メーカー: 美術出版社
- 発売日: 2008/08/22
- メディア: ペーパーバック
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どういうきっかけでこの作家の作品を買ったのかなど
コレクターの立場からそれぞれの作家についてコメントがあって面白い。