トイレの工事完了
自宅のトイレのリフォームのついでに
その周辺の床や壁の張替えをしたり
その関連で物の移動をしたりまたそれを戻したりしていたが
なんだかんだで完了。
ここに至るまでにもめた経緯をすっかり忘却している夫は
私がトイレから出てくるたびに
「トイレは明るかった?綺麗だった?よく流れた?素晴らしかった?」と
いちいち聞いてはニコニコしていて、
なんかその水に流しっぷりが軽くイラっと来るがまあいいや。
- 作者: 谷崎潤一郎
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 1995/09/18
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日本の厠は実に精神が休まるように出来ている。
それらは必ず母屋から離れて、青葉の匂いや苔の匂いのして来るような
植え込みの蔭に設けてあり、廊下を伝わって行くのであるが
そのうすぐらい光線の中にうずくまって
ほんのり明るい障子の反射を受けながら瞑想に耽り
または窓外の庭の景色を眺める気持ちは、何とも云えない。
谷崎潤一郎の褒める厠とは大分違いますが
私は、ちゃんと流れるこの新しいトイレで満足。