スペイン語

娘は本屋でアルバイトをしている。
その日は「スペイン語検定」の申し込み受付日だったという。
「普通の近所のおばさんみたいな人たちが次々と申し込みに来た。
 世の中の普通の人がこんなにスペイン語検定を受けるとは知らなかった」と言う。

そうか。普通に近くにいる人が実は全く予想外に
私が未知な言語の使い手だってことはあるよね。
さっきまで自分と普通に仕事の話をしていたひとが
ふと気が付くと別の人とは競馬馬の名前50頭くらい言って会話してたり、
オートバイの部品の名称を100種類くらい語っていたり、
強烈な東北弁をほぼ完璧にヒアリングしていたりとか、
IT関係用語をすらすら使ってたりとか、普通によくあるからね。
近くにいる人はそれほど自分と同じ言語で暮らしているわけではない。