息子の中学の文化祭とダンゴ虫

息子の中学校の文化祭に行ってきた。
息子は中学校生活最後の文化祭で、学年の演劇に役を得て出演。
短い登場だったけれど
あれ、息子、なんかカッコ良くない?
ねえねえ、今まで思ってたよりカッコ良いいんじゃない?と親馬鹿感想。


息子は今年は3年生なので、夏休みの自由研究は無し。
昨年は下記。
http://d.hatena.ne.jp/midoridou/20081025


しかし1年生や2年生がどんな研究をしたのか見に行って
私はまたそのクオリティの高さに感動しましたよ。


特に感心したのが「ダンゴムシの走性実験」のレポート。
中1の某男子生徒は、まずこの実験のためにダンゴムシ100匹を採取。
そしてその100匹のダンゴムシすべての体調を測定して17ミリとかそれぞれ記録。
そして、ダンゴムシの走るコースを厚紙で作り
東西南北の方位では走行の速度に差はあるか、
1匹ずつ走行のタイムをストップウォッチで記録。
障害物の迂回の方向とか、曲がる角度でのスピードの差とか
何種類もの走行を100匹にさせては記録して考察していた。
結果は、方位や角度の影響よりも
体長の大きい個体は早く走るとかそういう内容だったけれど
熱意と根気が凄いと思った。


あと、金属パイプを切って音階チャイムを作った女子生徒。
自宅にあるアコースティックギターの弦の長さの比を参考にして
うまくいかなかった経験をしてから更に
鉄琴の鍵盤の長さの比を金属パイプに当てはめる分数計算を
根気良く繰り返しながら切断作業をして美しい音色の正確な音階を完成。
立派な中学生達が育っているね。