誕生カホン

夫は息子に
「今日から何歳になったの?」と聞いている。
この人は息子が中3ということはさすがに覚えているけれど
中3の子が誕生日といえば15歳というところまでは
やはり無理だったかと私は軽くがっかりした。
しかし、息子の答えは
「えーっと、15歳?あれ?16歳?どっちかだよ」だった。
もう私は体の力が抜けたよ。
きみのお父さんのささいなところにイラっとした私が間違っていた。
伸び伸びと元気に生きてください。


誕生プレゼントは、息子が前から欲しがっていたカホン
どこかで見て欲しいと思ったらしい。
私は息子から聞くまでは、そんな四角い木箱のような太鼓は知らなかった。

椅子のように座って叩く。
箱の内側に弦が張られていて叩く場所によって音が違う。
さっそく叩いている。