娘語録

私とコタツに入っていると娘はたらたらしゃべる。
「お母さん、ちょっとほっぺをこっちに出してごらん」
私が娘の方に頬を向けると
タツで温まった小さいカピバラのぬいぐるみを私の頬に
「もきゅもきゅっ」と言いながら軽く押し当てて
「ほら。幸せの敷居が低いのって良いよね」と言い残し
また肩までコタツにもぐってうとうとしている。


「大学の友達がこの時期に、熟した柿が木から落ちて道路で潰れているのを
見るのが嫌だとか言ってたんだよ。
だからね、私は、ここは日本だから柿が落ちているけれど
もしも南の国だったらバナナがたくさん落ちていて
そうしたらみんな滑っちゃうから大変だよ〜って話したんだ〜」
今日も平和で何よりだよ。


そして娘は愛読書に付箋を貼りすぎだ。