ラジオでぐったり

ちょっとした仕事のPRのようなもののために
地域限定のラジオ放送ミニFMでしゃべってきた。
数ヶ月前にもドキドキしながらしゃべったばかりだが。
前回と同じDJのお兄さんに聞いてもらいながら8分くらいお話して、
お兄さんが選んだ曲をかけて、またお話を再開して、を何度か繰り返して
何がなんだかで1時間番組が真面目な仕事な感じで無事に生放送された。
本当はもう1つ告知しなくてはいけないお知らせを忘れたりとかあったが
とりあえず任務完了でへろへろ疲れて帰宅。


再放送を自宅で夫と娘と私とで聞いたら
まず最初にお兄さんの声に続いて「ヨロシクオネガイシマ〜ス」という
私の挨拶がラジオから聞こえてきた瞬間に
その自分の声のあまりに調子っぱずれな上ずり方がキモすぎて
私は思わず頭を抱えてうずくまって悶絶してしまった。
同時に夫と娘も、やはりそれぞれ椅子からずり落ち頭を抱えて「うわああー」
とか言って苦悶している。
リアルで家族で同時に椅子からずり落ちる貴重な体験をいたしました。
いやあ、自分で普通に出したつもりの声のキモさに
死ぬかと思うほど驚くことって実際あるんだわよ。ああ。もう修正できないし。


その後のお話の部分はそれなりにまあ、もうすみませんこんな私ですよという
通常レベルの精神状態で聞けるくらいになっていて、
娘は「これはお母さんが落ち着いた声を出せてきたということなのか
それとも、聞いている自分が最初の声のキモさの衝撃を超えて打たれ強くなったせいか」
と質問してきて、
私も「今ちょうどまったく同じ疑問を私も感じているところだよ」と答えざるを得なかった。