ご飯がなければナンを食べればいいじゃない

以前に、炊飯器のスイッチの「炊飯」と「保温」を押し間違えて
保温でご飯を炊いてしまって、激マズのモソモソ飯になってしまった場合
ライスピザにしたら意外と美味しく食べられるという発見をした。


そして今回、また私は炊飯に失敗してしまったよ。
めずらしく家族4人がそろって夕飯にカレーライスを食べようとしたとき
炊飯器を開けてびっくりの飯粒が固まってがっちりくっついて
しかもパサパサな失敗ご飯に気づいた。

しかし私はあわてない。
保温で炊いたご飯で作ったライスピザは美味しかったのだ。
今日はカレーだ。
ご飯がダメなら、それでナンのようなものを作れば解決じゃない。あら簡単。


もうカレーライスを食べはじめる気でスタンバイしていた夫は
「えー?ナンってご飯でできてるの?」とかしょうもない質問をする。
私は「だいだいそんなもん。」とか答えていたら
娘が隣の部屋から「ひーどい話が聞こえてきたよー♪」と
歌うようにひとりごちながらやって来た。


作り方は基本はライスピザとほぼ同じ。

1.ねっちょりした保温飯をビニール袋に入れてよくこねる。
2.ビニール袋に入れたままつぶすようにしながら伸ばす。暑さ5mmから1cm。
3.アルミホイルにマーガリンを塗ったところに
  2.をビニール袋から出して載せて、魚焼きグリルで焼く。


ほら。保温で炊いた失敗ご飯は、こねて焼くと逆に美味しい法則があるんだよ。
ナンと似ていなくはない、カレーに合う意外と美味しいものができたよ。
つぶれた焼きおにぎりではないのよ。
保温で炊いて芯が粉っぽいごはんでこそ美味しいコネ焼きなのよ。